平成23年9月第三回定例議会一般質問 

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根本朝栄議員 私の質問は、通告どおり次の4点でございます。

まずはじめに、災害公営住宅についてお伺いいたします。

このたびの東日本大震災発生から、7ヶ月を迎えておりますが、本市においては、仮設住宅が6箇所に、373戸整備され、被災者の皆様は、生活の再建へ向けスタートを切ったところであります。

公明党市議団では、仮設住宅に入居する方々の、住環境に対する実態を把握するため、アンケート調査を実施いたしました。その中で、2年間以上の入居を希望しますか、との問には、実に73%の方が、はいと回答しており、また、心配なことは何ですか、との複数回答の問には、仮設後の入居と、仮設にいつまで入居できるか、の二つ合わせた回答が40%にものぼっております。アンケートをお願いしている時の対話の中でも、県営・市営住宅に優先して入居したい、被災者用の市営住宅の建設をして欲しい、などの切実な声が寄せられたのであります。

仮設住宅は、原則2年間の入居となっていますが、このアンケートの結果、2年後の行き先について、とても不安に思っていることが浮き彫りとなり、災害公営住宅の建設は、待ったなしの状況であります。

災害公営住宅は、公営住宅法が根拠法となっており、現行法では、建設戸数が災害査定で確定した全壊戸数の、2分の1が上限となっています。また、入居期間が3年、収入基準が月収15万8千円であります。

最近の新聞報道によりますと、国は、入居時の収入基準を、特例で10年間撤廃すること、また、月収10万4千円以下の低所得者に対して、自治体が家賃を減免する場合は、国が財政支援を行い、家賃を月額1万円未満に抑えられるよう、調整していると報道されております。

国においては、現行法の弾力的な運用や、基準を緩和するなど、被災者の皆様が、納得する、現実的な支援を望むものであります。

当局においては、災害公営住宅のニーズを把握するとともに、必要戸数の掌握をしっかりと行い、建設用地の確保並びに、建設手法についても、山王市営住宅の建て替えを参考に、民間の資本を活用した借り上げ住宅、及び買い取り住宅も視野に入れ、十分なる検討を、早期にお願いするものであります。

災害公営住宅については、本年8月に、公明党市議団で菊地市長に対し、アンケートの概要と要望書を手渡したところであります。

 災害公営住宅の建設について、市長はどのようにお考えか見解をお伺いいたします。

 

次に、100円循環バスの運行についてでありますが、私の質問の趣旨は、西部地区及び仮設住宅へ入居されている方への、移動手段の確保は喫緊の課題であり、市役所、スーパー、病院等、生活に関連する施設を経由し、塩竈市のしおナビや、七ヶ浜町のぐるりんこ、とも連携を図りながら、市内一円を運行する、100円循環バスの、早期導入を求める質問であります。

西部地区のバス運行のあり方についてはこれまで、平成10年第四回定例会を皮切りに、平成12年第一回定例会、平成18年第三回定例会、平成19年第一回定例会の一般質問、及び予算・決算等で質問し、推進してまいりました。平成19年12月からは、北日本学院さんのご協力を得て、無料で「お出かけバス万葉号」としてスタートいたしました。しかし、このたびの大震災で被災し、運行ができなくなり現在に至っておりましたが、このたびの補正予算で、西部地区を循環するバスの導入が決定し、住民の皆様の足が確保されることとなりました。試験的に12月1日から運行がスタートする予定ですが、市役所、スーパー、仮設住宅などの、生活に関連する施設を経由するなど、評価できる内容となっております。また、今後は、しおナビやぐるりんことも連携し、市内一円に運行できるよう検討する、との説明もございました。従って、私の質問に対する回答は、もう既に出されていると考えますので、答弁は不要とさせていただきます。

 

次に、高齢者福祉についてお伺いいたします。

本市には、高齢者の憩いの場として、シルバーヘルスプラザがあります。この施設には、入浴設備はもちろんのこと、自分なりに体を鍛える機能訓練室、歌の大好きな方へのカラオケ設備、そして、囲碁や将棋も楽しめる娯楽室、などが整備されており、高齢者の皆様に、大変好評の施設となっております。このような施設は他にはなく、登録されている方の中には、毎日通っている人も数多くおり、高齢者の、介護予防や、生きがいづくりに、大いに貢献されております。 

しかしながら、現在の場所は、中央地区及び東部地区の方には、比較的近いわけでありますが、西部地区からは甚だ遠く、利用者が少ない状況であります。

新田地区の、老人クラブの会合の折、シルバーへルスプラザについて、話しをさせていただきましたが、その存在すら知らない人が、多くいたのであります。また、西部地区に、同様の施設があれば利用しますか、との呼びかけには、ほとんどの方が、利用したいと応えておりました。

 超高齢化社会を迎えた今日において、一番大事なことは、高齢者の方が、元気で長生きをすること、そして健康寿命を延ばすこと、であり、ここに、焦点を当てた施策の展開が、何よりも重要であります。また、高齢者の福祉施策は、一方に偏らず、市内均衡に展開しなければなりません。従って、高齢者の福祉増進と、均衡ある施策の展開という観点から、西部地区にも、シルバーへルスプラザの、設置が必要、と認識するものであります。

 この問題については、元市議会議長の阿部五一さんも取り組んでいた経緯があり、西部地区の、高齢者の皆様の願いでもあります。

 西部地区へ、シルバーヘルスプラザの設置について、早期に検討すべきと考えますが、市長の見解をお伺いいたします。

 

 最後に信号機の設置についてお伺いいたします。

 史跡連絡線と県道泉塩釜線が交差する、浮島地区内の、T字路交差点は、接触事故が、頻繁に発生する、大変危険な箇所となっております。そのため、浮島地区の、住民の皆様から安全確保のため、信号機の早期設置について、数多くの、要望をいただいております。

この問題については、以前の委員会でも、取り上げた経緯がございます。そのときは、信号機が近いこと、交差点前西側に道路があること等の理由で、なかなか、塩竈警察署が、首を縦に振らない、との答弁でございました。確かに、団地へ入る信号機と、玉川岩切線の開通に伴い、設置された信号機が、近くにありますが、連動式にすることにより、スムーズな走行が可能となり、西側の道路についても、標識を設置して安全走行できるよう、配慮すれば問題はないと考えます。

何よりも、地域住民の安全を優先しなければなりません。

市長も、この危険な箇所については、十分に認識していることと思います。

信号機の早期設置へ向け、強力に、関係機関に、働きかけていただきたいと思いますが、市長の理解ある答弁を求め、私の質問を終わります。